ギリシャ

ギリシャは国民一人当たりの年間喫煙本数が世界第1位となっています。

また、女性の喫煙者も多くその数字は29%となっています(アメリカは22%・日本は13%)。

さらに、ギリシャの葉タバコ生産量は約12.5万トンで、世界第10位であり、日本の約2倍となっています。

ギリシャで栽培されているタバコはオリエント種と呼ばれる品種で、日本で栽培されているものとは異なっています。

この品種は、空気の乾燥した土地でしか栽培できないもので、軽くマイルドな味のアメリカンブレンドに必須の材料となっており、日本にも輸入されている重要なテイストです。

ギリシャのタバコ規制は非常にゆるく、例えば2004年のアテネ五輪でも警備中の警察官やボランティアが仕事中にタバコを吸っていたほどと話題になりました。

そんな中でも、2002年秋からは公共の場所での喫煙が禁止となりましたが、これはレストランに喫煙席が設置される程度のもので、他国と比べると禁煙政策はさほど進んでいない珍しい国家であるといえましょう。

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