シガー

シガーは日本語では「葉巻」と呼ばれる喫煙方法で、これは最も古くから見られるタバコの形態です。
マヤ文明・アステカ文明などを中心に古代から広く行われていました。

シガーは3層構造になっており、中心部分には小さな葉タバコ(フィラー)があり、それを 少し大きな葉タバコ(バインダー)で周りから固め、さらにその上から大きなタバコの葉(ラッパー)で包んだもの。

この中でも、ラッパーが味や香りを決定する大切な葉タバコとなります。

一言でシガーと言ってもその種類は様々で、高価なものから安価なものまで、大きさも多種多様です。
一般的には長く太いものが高級とされており、45分~1時間ほど喫煙することができるものが多く見られます。

また、葉巻独自の方法「カッティング(吸い口を切り取る)」や、吸う温度を低く保ったりなどこだわりも人それぞれで、人によっては吸い口をブランデーやコーヒーで湿らすこともあります。

しかし何といっても、紙巻きタバコと一番大きく違う点はその吸い方で、肺に入れずに口内粘膜からニコチンを吸収するというところです。

葉巻に使用される葉タバコで有名なものは、キューバやフィリピン産で、中でもキューバ葉は最高級品とされています。

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