タバコとは

タバコというと、多くの人が紙巻きタバコを思い浮かべると思います。

後述しますが、世界中には葉巻タバコや嗅ぎタバコ、水タバコなどさまざまなものがあります。

ですが、純粋に「タバコ」というのは植物の名前を指します。

紙巻きタバコを分解すると刻まれた茶色い葉っぱが出てきますが、これこそが「タバコ」という植物の葉のことです。

タバコというのはナス科・タバコ属の多年生植物で、ナス科というのはナス、トマト、ジャガイモなどの種から芽を出し花を咲かせる種子植物ですので、意外にもタバコもこれらと同じ仲間ということがおわかりいただけるかと思います。

タバコ属の中でも「喫煙用」として用いられているのが「ニコチアナ・タバカム」と「ニコチアナ・ルスチカ」の2種類で、日本の紙巻きタバコに使われているのはニコチアナ・タバカムです。

ニコチアナ・タバカムのルーツは、ボリビアからアルゼンチンにまたがるアンデスの山中であると考えられています。

一方、ニコチアナ・ルスチカはさらに西側のペルーで誕生しました。

現在では、ロシアやインド、中国などで栽培されているタバコです。

このページの先頭へ