中国

国連食糧農業機関の統計によると、全世界の葉タバコの生産量の約3割を占めているのが中国です。
中でも特に雲南省、貴州省、河南省、湖南省の生産量が多く、最も多い雲南省の生産量だけでも日本の10倍以上となっています。

また、中国は生産量だけでなくタバコの消費量が多いことでも有名。

全世界のタバコの消費の3分の1を中国が占めると言われています。

これは年齢に関係なく若者も例外ではなく、中国衛生部の調査によると、中学校の男子生徒の喫煙率は34%にも達します。

そんな中国でも、近年では禁煙政策に傾きつつあります。

2005年にWHOによる「たばこ規制枠組み条約」が発効しましたが、中国もこれを批准しており、タバコ栽培に対しての農業林業特別税の課税・新しいタバコ工場を作らない・タバコの不法貿易を取り締まるなどの対策を取りはじめました。

また、自動販売機の設置を禁じる方針が決定されたり、タールが15mg以上のタバコ販売を禁じるなど、独自の禁煙策を打ち出し始めています。

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