イギリス
イギリスでは16歳から喫煙が認められています。
調査によると、15歳の約20%、12歳の約3%が喫煙者だということです。
ただ、イギリスの場合タバコの価格が非常に高くなっています。
1箱で1000円を超える値段となっており、さらに、自動販売機があるのはパブくらいで、若者が気軽に買える環境ではないといえます。
イギリスの隣、アイルランドでは2004年に禁煙条項が施行され、レストランやパブを含めたすべての屋内施設や職場が禁煙となりました。
この影響を受けて、イギリスでも昨今では、さらに禁煙政策が強固なものとなっています。
その例が、2005年に健康増進局が打ち出した広告です。
これは、女性の写真を使ったもので一見すると香水の香りが漂ってきそうなものなのですが、逆にこの広告からはタバコの悪臭が漂う仕組みになっています。
局はこの広告でタバコを吸う人はこれだけの異臭を放っているのだ、というメッセージを伝えようとしたのです。
そして喫煙によってシワが増える・歯が黒くなるなど外見上の醜さをも主張するものとなっています。
また、特に女性誌などにおける禁煙キャンペーンは年々盛んになってきています。