子供の受動喫煙
新生児や乳幼児でなくても、まだまだ小さな子供がいる家庭では気を抜けません。
大人でも、受動喫煙による被害は小さくはありません。
それが子供なら、尚更です。
子供の将来を見据えるなら、やはりタバコとは、きっぱりと縁を切るのが望ましいのです。
ちなみに、子供が受動喫煙で受ける可能性のある事例を挙げてみます。
- 中耳炎
- 小児ぜんそく
- 呼吸器感染
- 小児がん
- 言語能力の低下
- 落ち着きのなさ
- 身体測定の遅れ
- アトピー
- 歯肉の色素沈着
- アレルギー
- 知能低下
- 発達障害
- 吸い殻の放置による誤飲
まだまだキリがありません・・・。
よく、子供の前で吸わなければいいという人が居ますが、副流煙の害を甘く見てはいけません!
例えば、ベランダでタバコを吸い、すぐに戻ってきて呼吸をしますよね?
その呼吸の中に、タバコ成分は、まだ残っています。
髪の毛や服に、タバコの匂いが残っていませんか?
その匂いが、タバコの毒を含む、有害物質なのです。
では、換気扇や空気清浄器は?
これも完璧ではありません。
部屋の壁や空気にタバコの匂いが染み込んではいませんか?
タバコのタールは、気化している時は空気の上にありますが、体内に入ると液化し、べたつきます。
そして、副流煙は定温なので、空気の下の方に溜まりやすい傾向にあります。
更に、空気清浄機が吸い込める有害物質の量は、思ったより、ずっと少ないです。
それが新生児や、寝ている子供に纏わりつくとしたら・・・?
タバコは、ある意味で、目には見えない虐待だという人も居ます。
タバコを手に持って立っている時、足元で子供が遊んでいる時、タバコは子供の目の高さになっていませんか?
火の点いたタバコの温度は、およそ700℃。
それが、もし子供の顔に当たったら・・・?
タバコは、凶器になる瞬間もあるのです。
気を付けましょう!