タバコの税金
「あ~!一気に1000円くらい値上がりすればいいのに~!」
喫煙者の人は誰しも、何度か呟いたことがあるセリフではないでしょうか?
私を含めて・・・(苦笑)
では、例えば本当にタバコが1000円、一気に値上がりしたとすれば、タバコを止められるでしょうか?
残念ながら、答えは、きっと・・・NOです。
実際、これまでに、10円、20円と、少しずつではありますが、タバコの値段は上がり続けてきました。
ですが、その度に「今度こそは!今度こそは!!」と決意を固めつつも、タバコを止められなかったのです。
お金のことを考えるとすれば、これほどバカバカしい嗜好品はないのです。
美味しくもなければ、何のメリットもない。
それに加えて、体に害を及ぼすと分かっているのに、どうしても止められない。
例えば、1か月のタバコ代を計算してみましょう。
1箱440円だとして、1日1箱吸うと仮定します。
単純計算で、13200円。
1か月の13200円は、かなり痛いですよね?
それを認識しつつも、現実は見ないふりで、コンビニでタバコを買い「また買ってしまった」と、ため息をつきながら、タバコに火を点けるのです。
タバコの箱に、あと1本ともなれば、次のタバコを用意するために、焦りながらタバコの自動販売機を探す。
咽喉が渇いたからと、ここまで切羽詰まってジュースの自動販売機を探すでしょうか?
我ながら、惨めになります・・・。
税金というものは、タバコに限らず、全ての商品に掛かるものではありますが、灯油やガソリンより、はるかに高い60%以上がタバコの税金として設定されているのです。
早い話、吸わない人には、何ら関係のない話ですし、無駄な税金を払いたくなければ、タバコを止めればいいわけです。
ましてや、タバコの健康被害は明らかなのですから、税金の値上げを設定する側からしたら、値段を上げやすい品物なのです。
そのタバコの税金を、高いと思うか、安いと思うかは、個人の問題なのです。
また、タバコの値段が上がりますね・・・。
これをきっかけにして、タバコという、無駄に高い嗜好品は、止めにしませんか?
一時の喪失感を我慢すれば、得られるメリットは大きいのですから・・・。