ニコチン依存症

タバコに依るニコチン依存症は、「薬物依存」という精神疾患です。

現に、精神科で「禁煙外来」を設けている病院もあります。

そこには、心理的、習慣的な要因が大きく関わるからです。

悲しいですが、例えタバコを止めても「吸いたい！」という欲求は、一生続きます・・・。

ちなみに、タバコのニコチンに依る依存度合は、麻薬より強いというデータもあります。

それが、こちら。

＜有害物質による依存度割合＞

（注・まだまだランクはありますが、ここでは省略します）

ここで気付いてほしいのが、大麻でさえ、９％、なのです！！

禁断症状も群を抜いていて、６段階中の、４位です。

ニコチンは、神経伝達物質のアセチルコリンに、分子構造がよく似ています。

その作用により、ドーパミン（ここでは脳内報酬系とする）を活発化し、一時的に脳の快楽を引き起こし、覚せい作用を呼び覚まします。

そのため、ニコチンから離れられなくなり、ニコチンを接種し続けなければならなくなります。

そして、ニコチンが切れると禁断症状が表れ、イライラや不安、不愉快な感覚に襲われます。

これが「ニコチン依存症」なのです！！