受動喫煙
「受動喫煙」という言葉。
皆さんは聞いたことがありますか?
近代の禁煙ブームで、随分と耳にすることが増えてきた言葉ですよね?
喫煙者に取って、耳に痛い単語ですよね(苦笑)
でも、笑い事ではないのです。
喫煙者が吸っているタバコの煙を、主流煙、そして、そのタバコの先から出る煙を、副流煙と呼びます。
喫煙者が吸い込む煙、主流煙より、吸い込まれずに立ち上っている煙、副流煙の方が、タバコの害が多いって、知ってましたか?!(どきっ)
例えば、主流煙を1とした場合、副流煙のニコチン有害物質は倍以上の2.8倍。
タールが3・4倍で、一酸化炭素が4.7倍!!
喫煙者が吸い込む煙は、フィルターである程度、ろ過されますよね?
副流煙はフィルターを通さないため、有害物質が、まともに体内に吸収されるということになるのです!
非喫煙者の人たち・・・ごめんなさい、って感じですが(汗)
タバコを吸う本人は意外に、吸わない人の方が危険!ということを気にしないものなのだということを、改めて思い知らされました・・・。
ちなみに、刺激に弱い人が、すぐに表れる症状は・・・
- 目が染みる、痛い
- 咽喉の痛み、咳
- 心拍数の増加
- 体の冷え
などです。
長期的な症状は・・・
- 肺、副鼻腔、子宮頸などのがん
- 気管支ぜんそく
- 呼吸器の機能低下
- 脳卒中
- 心筋梗塞
- 動脈硬化
- 糖尿病
などなど、挙げたらきりがありません。
タバコの有害物質は、末梢神経を収縮させ、血圧を上昇させます。
それに依り、体の酸素が不足し、活動量を低下させ、疲れやすくさせるのです。
そして免疫力も低下し、結果、病気になるのです。
「タバコを吸わないのに、病気になるなんて、理不尽すぎる!」
と、お叱りを受ける前に、大切な人のため、家族のために、やはりタバコは、思い切って止めるべきなのでしょう!