タバコの種類
一口に、タバコと言っても、その種類も色々ですよね。
ここでは、そんな、いろんなタバコについて、まとめてみました。
私が嗜んだことのないタバコもあり、興味深かったです。
喫煙タバコ
私たちが日ごろから慣れ親しんでいる、お馴染のたばこです。
刻(きざみ)に火を点けて、燃やして吸うタイプです。
噛みタバコ
ガムのように、噛んで嗜むタバコです。
味は苦くはないのでしょうか・・・?
嗅ぎタバコ
粉にして鼻に付ける、または、鼻から吸い込むタイプです。
他に、舐めるという嗜み方もあったそうです。
何だか、危ない薬物(?)みたいですね(苦笑)
「鼻煙壺」という、おしゃれなデザインの壺(タバコ入れ)が流行したそうです。
※「鼻煙壺(びえんこ)」・・・中国、清の時代に流行したもの。
中には、専用の「匙」が入っています。
素材は、ガラス、陶器など、デザイン性の高いものが多く、現在も、珍しい品として、販売している店舗があります。
水タバコ(パイプ)
トルコなど、中近東で発祥し、その後、インドや中国へ渡ったそうです。
タバコの煙を水にくぐらせ、冷やした液体(?)を長いチューブを使い、煙にして吸い込むタバコです。
キセル
古来、日本で発祥し、中国、朝鮮へ渡りました。
火皿と呼ばれる、刻(きざみ)を入れる受け皿と、雁首(がんくび)、吸い口を、竹などで繋ぎ、通常のタバコと同様に煙を吸い込むタイプです。
※「雁首(がんくび)」・・・火皿から繋がる大きく膨らんだ金属部
その他に、キセルの素材として、木や石、陶器やガラスなども使われていたそうです。
雁首(がんくび)と吸い口を繋ぐ竹の部分には、蒔絵などの、きらびやかな模様や絵が施され、当時のお洒落を楽しんだそうです。
素敵ですね(うっとり)
また、明治時代から「タバコ屋」はあったようで、「タバコ盆」や「タバコ入れ」などの装飾で飾られた小物を持つことが、当時の最先端のファッションでした。
今も昔も「タバコを吸う姿」は、カッコ良く映ったようです。
体への害を考えなければ、の話ですが・・・(苦笑)